HOLOMIN
HOLOMINのアトリエ兼住居。
築46年になる木造住宅の改修の記録です。
古い建物なので、土台が部分的に腐っていたり、すきま風がスースー入ってきたり、どこからともなくネズミが侵入してきたり、一番採光が期待できる部分がお風呂とトイレでふさがれて薄暗い間取りになっていたり、
生活の中で見えてくる様々な問題点を、
生活の中でひとつひとつ解決していきます。
ここで生活し、仕事をしていく中で、
古い家を大切に使っていくということ、
自分の力で暖かさを、光を手に入れるということ、
訪れる人、一緒に暮らす人の快適性について考えること、
電気・ガス・井戸水などインフラを組み立てること、
自分の努力で手に入れた空間には愛着がわくということ、
峠の上は気温が低くて雪が多くて大変だというあたりまえのこと、
でも、春はとにかく劇的に訪れるということ、
ほんとうにいろんなことを学びながら、ここで生活しています。