冬に向かって枯葉が落ちて、だんだんと低くなる光がどんなふうに空間に射し込んでくるか?
大きな木に囲われたこの場所で、屋根に積もった落ち葉は晩秋の雨でちゃんと落ちてくれるのか?
降り始めの重たい雪は、軒先からどんなふうに滑っていくか。
そして、それほど大きくしていない窓から、どんな景色の変化を感じることができるか?
模型で作ったあのカタチが、どんなたたずまいで、今その場所に在るか。
こういうことって、一年中、一日中、現場に張り付いていないと見えてこないんだな。
なんてことを考えながら、淡々と現場進行中です。
現場はつくづく・・・、濃密です。