壊して片付けて、壊して片付けて、
民家の再生は、破壊と清掃のローテーションから始まりました。
施主であり友人の仁木さんも、週末は一緒に埃にまみれながら解体作業に励みます。
風化した杉板の壁をはがすと、古い土壁が現れます。
土壁をはがすと、荒縄で編んだ竹小舞いが現れます。
崩壊しそうな瓦屋根を一枚一枚はがしていきます。
瓦をはがしたら大量の粘土をおろします。
瓦を積んで、
粘土を積んで、
廃材は薪にして、
ちょっとスッキリした建物を見上げながら、現場の中での素材の循環について考えます。
夜は焚き火など囲みながら、岬の美味しい魚など焼きながら、
建物を含めた潮岬と自分たちの未来について考えます。
先は長いぜ・・・。