あっ!サルだ!
と思いきや、いやいや人間です。
というか、僕です。
北海道には野生のサルはいません。
木登り用の地下足袋と、
タイの民芸の、背中に背負える大きな籠を車に積み込み、
気分はタイの山岳民族で向かった先は余市郡余市町。
農的な暮らしを楽しむ友人の両親のお家に、山ブドウ狩りに誘われて行って来ました。
余市町は札幌から車で1.5時間ほどの、ブドウやリンゴなどの果樹園や、ウイスキーのニッカの工場のある素敵な街です。
豊かな自然があって、その恩恵を受けて生活する人たちの住む場所は、そこに身を置くだけでのんびりした良い空気が流れているなぁと、今回余市町を訪ねて感じました。
そこには生業の風景があります。
今回は果樹園ではなくて、日本固有の野生種であるヤマブドウを狩りに、仲間と山に入りました。
あっちにもこっちにも、
ヒトのようなサルたちではなくてサルのような人たちが、山ブドウに手を伸ばします。
大粒の山ブドウがぶら下がる風景を前にしたヒトは、野生の本能が思い出されるのか、普段とは違ったギラギラした目になってきます。
木の上のテリトリーも自然と生まれてきて、若干相手をけん制し始めます・・・。
木の下で上から降ってくる山ブドウを集める係もいます。
サルよりは知恵があります。
と書きながら、サルも作業分担してたりして?という疑問もまたわいてきます。
そして持ち帰った山ブドウを、
目にも止まらぬ速さで房から実をより分けていきます。
というように写真では見えますが、暗さでぶれているだけで、
実際はのんびりひとつぶひとつぶ外しています。
そして今回はジンに漬けたものを3本。
そして残りはジュースとジャムにしようかなぁ・・・。
半年後、山ブドウGIN 余市2010 解禁です!